2011年12月10日の皆既月食

この日は夕方から快晴状態にはなったものの月食の全半は雲の襲来が時折あった。しかし皆既が始まったことには雲が無くすべてを見ることができました。

参加者は200人:多くの方が集まりました。関東地方からもお越しいただき皆既中の真っ暗になって星空がたっぷりに感動!オリオンわきの天の川もくっきり。
また、14日にピークを迎える「ふたご座流星群」の流星も人の歓声回数を数えると12個ほど流れました。

皆既中の赤銅色の月を経過順に並べました。
下方の明るい部分の推移に注目していただきたい。

メインの望遠鏡は何と言ってもこの15cm屈折。
デジカメや携帯で撮影に皆さんは夢中になっていました。

この15cmは焦点距離が長く望遠鏡の筒も長い。その分、月が南中時にはこのように寝そべって撮影する状況になった。

天文台の女性スタッフが大なべ3個分のとん汁を作ってくれ皆さんに振るまった。
体が冷え冷えになった方々は喜んで食べて体と心があったまったようです。

次回の皆既月食は2014年10月8日です。

END