孫のランドセル買いに神戸へ 2012年1月8日、9日出かけてきました。

福島空港⇔大阪空港 小さめの飛行機ではあるがいつもながらすこぶる乗り心地が良い。
行き帰りとも富士山がよく見えた。この写真は大阪に向かうところで。

原発問題で福島にはなかなか来れないが、爺さんばあさんはあれこれ理由をつけて神戸まで出かけることができる。息子家族は天文の伝承や天文学研究で知られている芦屋の北尾浩一さん宅とは200mと離れていない。私と40年来の知人宅のすぐそばのマンションに住むとは思いもよらないことだ。

帰路、白河を過ぎたあたりからこのような巨大な高圧鉄塔が幾本も見え、勿論この先には原発がある。この鉄塔群は天文台からもよく見える。

あぶくま洞と天文台の道路改修工事スタート

震災によって大きな亀裂や陥没があったあぶくま洞と天文台の主要幹線は新年になってから本格的に修復工事が開始!

神戸から帰り天文台周辺では大きな進展があった。この時に出た残土や岩は天文台駐車場に運搬。兼ねてより山を下ってきた車のヘッドライトが天文台を直撃することで観測に支障をきたしていた。そのために手前に山を築き遮光することになる。ありがたい!


天文台屋上からの光景。上向きヘッドライトの光も苦にならなくなるだろう。感謝あるのみである。

右奥の山々には2011年までにほぼ完成した東電へ売電用の風力発電風車が見える。この小白井の山々には1基2000kw発電、 23基が建設されている。(発電所名:小白井ウインドファーム
震災後はしばらく経由地被災の為に発電されていなかったが今では風に誘われるように回転している。昨年からこの風車を見学したいが・・・と天文台に道順等聞きに来られる方が多くなった。そろそろ滝根町の新名所となるだろう。



                           END

帰路の富士山はそんなに雲もなく周辺の湖もよく見えた。

小型ジェットだから高度は大型より低く6000m。
それだけにアルプスの山々すれすれで飛んで、まさに遊覧気分である。

遠くに名古屋市、手前に東海市そして中部国際空港はほぼ真下によく見えた。