塩崎宇宙生誕百周年記念講演会・天体観察会     

      野口英世像の前で記念撮影 兄弟姉妹夫婦全員揃うのは久々だそうです。
上の段、左から日野桂さん(長女の夫) 日野誠子さん(長女) 河野衷子さん(次女) 大野
下の段、左から塩崎洵可さん(次男) 河野修さん(次女の夫) 塩崎天真さん(三男)
          (長男の方はお亡くなりになっております)

宇宙先生とご家族おそろいの記念写真

藤井さんから送られた資料の中にあった写真。

愛媛県、八幡浜市愛宕中学校の校門内には宇宙先生作の野口英世像(矢印)が設置されてあります。

愛宕中学校校門から眺め下ろす八幡浜湾。この中学校ではハレー彗星キャラバンをしていた時期にチロ望遠鏡を設置した覚えがあります。

伊方原発が海岸沿いに見え、なんともコメントのしようがありませんでした。

四国天文協会愛媛県支部事務局担当でえひめ星空キャラバン隊の隊長でもある竹尾昌さん。今回の愛媛講演の旅は竹尾さんが飛行機の手配からすべてのスケジュールを作っていただき私を呼んでいただきました。総走行距離500kmの大半を運転し観光案内もしていただき感謝あるのみです。
写真は7月に義援金をご持参いただきその折り会津、鶴ケ城を見物したり翁島小学校を訪問されたときのもの。

福島空港から大阪伊丹空港でこの双発プロペラ機に乗り換える。久々のプロペラ機に飛行機好きの私は舞い上がった。

井上靖校長さんが宇宙先生の展示室を案内してくださった。宇宙先生の偉業を称え空き教室を展示会場にし年に一度一般公開しているといいます。

様々な展示品の中に懐かしいチロ像の
石膏原型が展示してありました。

このような銅像は皆さんもどこかでお目にかかっているのではないだろうか。野口博士の銅像の原型が展示してある。
下の写真はチロ像の粘土原型を確認しに行った時の宇宙先生の工房。上の棚には右から3番目に黒っぽい原型が見えます。

11月10日 愛宕中学校体育館で行われた記念式典。
私が宇宙先生とチロにかかわりあっていたことから思い出話方々記念講演。

宇宙先生の自宅兼アトリエは八幡浜港のすぐそばにありましたが
                    26年振りに行ってみたら様変わりしていました。

藤井さんご夫妻と共に白河天体観測所メンバーが訪問した時には海だったが埋め立てられていました。またアトリエは海産物店になっており浦島太郎のような心境でした。
左側の手持ちの写真はその当時の宇宙先生を囲んでの記念写真です。

塩崎宇宙先生が眠っている由緒あるお寺に出かけ白河天体観測所のメンバーを代表して墓参りもさせていただきました。

正山星の観測所「まんてんのへや」 大洲市

この地域の方々が大集合し技術や資材を持ち込んで巨大とも思われる観測所を作り上げてくれたと言います。
 

会長の山本登志夫さん

大小様々な望遠鏡が収まっています。
左から習字が得意の上岡茂さん。会長の山本登志夫さん。看板の事ならお任せの岡部澄雄さん。竹尾昌さん。伊延孝之さん。

伊延孝之さんは竹尾さんに変わって後半を運転してくださいました。

巨大すぎで一人では動かせないというスライデイングルーフ
よいしょ!と声を掛け合って動かしていました。

愛南町、旧満倉小学校でも記念講演と観察会を開催。

ホテルクレメント宇和島の加藤圭哉社長。
天文愛好者の中では部類の存在とか。

宇和島市きさいや広場市民ギャラりーで講演会を開催した時には竹トンボ世界チャンピオンの清水浩さんご夫妻が来ておられました。天文ファンでもあります。

今治駅前の医院やメガネ屋さん群を知らない方はいないそうな。そのメガネ屋さんの屋上にある天文台は時折公開しているという。下の写真の右側の村松繁先生は天文ファンの為に例会会場も提供しています。
その会場には職業柄顕微鏡などの収集家でもありたくさん展示ケースに入っている。どれもが自分で手直しをして何時でも稼働すると言います。

村松先生は軽トラックに望遠鏡を何時でも観察できる体制で乗せでかけるそうな。
驚きの一場面でした。

今治市桜井小学校での講演会と観察会を終え会食会。
左から村松修さん。昨年オーストラリア南天観察会に一緒に出かけエアーズロックも一緒に登った地元病院院長の松野剛さん。天文同好会会長の氏木卓也さん。
深夜まで美味しいなべ料理等をごちそうさまでした。

今回の講演会の旅を締めくくる13日(日)1時からの松山市林業開館では竹尾さんの奥さまやご子息もお越しになり会場の世話をしてくださいました。
また多くの地元の方々にお会いでき特に宇宙先生のお孫さん親子も参加されました。
チロ像除幕式には宇宙先生に同行され福島まで出かけられ久々にお会いでき懐かしさいっぱいでした。

チロと私。裏磐梯桧原湖湖上での観察風景。藤井旭さん撮影。

白河天体観測所の増築にあたり切り落とされた山桜に見入るチロと私。藤井旭さん撮影

このコーナーはこれで終わりです。
竹尾昌さん、奥さんそして息子さんにも感謝することは勿論ですが四国の方々に深く感謝申し上げます。お会いして好きなことをやることが出来るのは私もそうですが奥さん始め家族のバックアップがあればこそ・・・と感じました。
またお会いしたいものです。ありがとうございました。

今回の旅でお世話になりました皆さんありがとうございました。
個人的な写真掲載不都合な方はご一報ください。

2011年11月10日(木)〜13日(日) 愛媛県を駆け巡った様子を掲載しました。

私は各地に出かけた時にこのような写真を個々に撮らせて頂き記憶にとどめています。

エアーズロックを一生懸命登る松野さん。

動く映像もご覧下さい

私の自宅前(改築中)で宇宙先生、藤井旭さんを囲んで

福島天文同好会会員(私が会長)も満足気。宇宙先生が作られた野口英世像は通った福島県猪苗代町の野口英世記念館向かいの翁島小学校に設置されてあります。(星になったチロに写真が掲載)驚いたことに藤井さんの天文の本にモデル?で時折登場している(天文ガイド2011年12月号にも載っています)娘の美月が嫁いだ相手の小学校でした。その旨、竹尾さんにも話しましたが私以上に喜んでいただきましたしその小学校にも訪問していただきました。奇遇です。
 さて、この小学校か猪苗代町と愛媛県のかかわりを持つことはできないでしょうか。

加藤社長さんのご厚意により遅くまでアストロクラブトラぺジウムの方々と飲むことができました。ごちそうさまでした!

竹尾さんの専用架台は後方のコンクリートピラーに乗せているそうな。今回の講演キャラバンで取り外しステーションワゴンに積んであります。

END

翁島小学校に野口英世像が設置

福島県耶麻郡猪苗代町の野口英世記念館向かい側の英世博士の母校である翁島小学校の玄関先に設置されてあります。「星になったチロ」(写真左下)に掲載されていた時点では校庭の南側でしたが移築されレリーフも基台に埋め込まれてあります。また玄関内にもそのレリーフが額に収まり設置されてあります。
    2011年12月21日撮影

「星になったチロ」の一ページ。
右は著者の藤井旭氏と宇宙先生。
後ろに会津磐梯山が見える。
ちょうど藤井氏の頭の部分に
現在は設置されている。