アラスカはオーロラの宝庫
アラスカでオーロラを初めて見て驚いてしまった!
アラスカ、ファバンクスのチエナ温泉 1991年3月
村山定男先生、藤井旭さんらと見てとても楽しかった!

11年周期の中でも大きな影響ををもたらしたように感じる。頭上の北斗七星のあたりから投網でも投げつけたように広がる。 対角魚眼レンズで撮影しているので平らな地平線が歪んで写っている。 わずかな時間だけでも大きく動きを見せたちまち形が変わってしまう。 赤い!と皆が騒いで写真を夢中になって過ごした。この時間はなかなか再びやってこない!

頭上から放射状に降り注ぐ。 このような時は頭をよけるように右に左に傾ける。とても明るいオーロラだ。 フェアバンクスのように人口の多い街中で撮影した。 西の方角から明るい筋上のものが現れ始め街中であったがカメラを向けてみた。 するとこの用に2本に笛その後は幾筋も増えてきた。

大型トレーラーは日本で見ることが出来ないようにオーロラも北極圏付近に出掛けないと見られない。 私たちの頭上に天のかけ橋の様に大きな筋として現れた。 フェアバンクスの町の中を天体写真家の藤井旭氏と歩いているとゆらゆらと強烈な筋上のものが現れ突然のように撮影した。 藤井さんと友にお互いを入れ込み撮影。共にマミヤ645
 藤井さんの初のオーロラ対面となったのはこの地である。

北西の方向からオーロラがやってくる!と表現しても良いほど立ち上がりをこの山の方向から見せる。 時には2本になったり4〜5、6本にも立ち上がりを見せてくれる。 2時間ほどもたったのだろうか今度はやや右手の所から立ち上がってきた。 この期間の一番明るいオーロラでこの2枚はマミヤ645と言う大判サイズのカメラで撮影した。
藤井さんと歩きに歩いて見つけた野球場の玄関広場で撮影した。
左手がスタンドかな。
この野球場周辺もかなり町明かりで明るかったのだけれどよく見えた。 野球場を大きく渦巻くようなオーロラが出現した時は胸がスーとするものがあった。 このような本格的な渦状のオーロラは滞在中2度ほどであった。
心霊写真のような後ろ姿は夢中になって撮影している藤井さんである。 ほぼ頭上でくるりと渦を巻き始めそれは見事なものであった。 筋に添って動いてくれると幾分か線状に写ってくれる。 このチエナ温泉にはこのようなムースの角が飾ってある巨大な門がある。
アラスカ、アンカレッジまでの途中見えたマッキンレー山脈。 私の後ろの木に恐れを知らないリスが。 藤井さんの前方に野生のムースを発見。このあとお互いにあまりにも近づき我々2人の方が慌てて逃げ出すことになった。 広角レンズでこのように撮影できるくらいまで近づいた。 逃げ惑って「ホッツ!」としている所。 リースした防寒具は「Mサイズ」でも巨大だった。注意せねば。
防寒具は持参した分だけでまにあった。藤井さんはこの窓から常にオーロラの出現監視となった。 ホテルの中はすべて21度に設定されている。しかし外のマイナス30度の世界は寒い! 私の撮影機材と旅行トランク。カメラはこの時、4台であり写真は1000枚に達した。撮影法 ウレタンブーツはオーロラ観測にはなくてはならない。 暖かい部屋に不用意に持ち込むとこんな具合である。
ジップロックに入れて持ち込むことだ。
オーロラ第1回目はアラスカのフェアバンクス北東のチエナ温泉で見た。その後超有名な観察地になった。
★カナダでのオーロラ